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医師のアドバイス

かかりつけ医とは、どう捉えたら良いのか

最近、いろいろな場面で、「かかりつけ医」という言葉が使われています。
しかし、「かかりつけ医」とは、患者と医師との関係はどう考えたらよいのでしょうか。
風邪の時、腹痛の時など、年1回位しか受診しない間柄では成り立たないと思います。
普段の体調管理のチェックは、勤務先で受けた人間ドックの結果や新宿区特定健診、がん検診の結果を相談する事から始めると良いと思います。
高齢の患者様は、今後の介護関係の書類申請のためにも、家族と一緒に、家庭内での生活状態を知ってもらう必要もあるため、普段からの受診が必要と考えます。
その他、不眠、排尿障害、尿漏れ、胸やけ、便秘などの症状も、気楽に相談できなければ、かかりつけ医とは言えません。
ぜひ、頼ることができる「かかりつけ医」をみつけてください。

猛暑に向けて~アップルジュースと睡眠対策~

夏場脱水を防ぐために、十分な水分補給は必要です。しかし、水分補給により減少する、他の物質も補う必要があります。
すなわち、塩分と胃酸が減ることです。
江戸時代、佐渡金山工夫が深い鉱内の作業中、十分な水は与えられていたにもかかわらず、次々に死亡したのです。そこで幕府の役人は医師と相談し、鉱内のあちらこちらに塩を置いて、自由に取れるようにした折、死亡者が減少し、金の産出も改善したそうです。
すなわち、大汗をかいた時には、水の補給だけではなく、塩の補給も大切なのです。
そのため、夏場スポーツをする時は、塩分の含まれた、スポーツドリンクが飲まれるのはこのためです。
同時に、水分を多く摂る時に必要なものがもう一つ有ります。
水を多量に飲むと、胃酸が減少し、胃の消化能力が低下してしまいます。
そのため、夏場には、水分補給と同時に梅干しを食べることが良いのです。
ただし、余り塩辛い梅干しは、腎臓に負荷をかけるのでほどほどの物を選びましょう。
土用丑の日に鰻を食べますが、鰻と梅干しは食べ合わせが悪いといわれますが、根拠が有りません。
強いて言えば、梅干しを食べると食欲が出てしまい、もっと鰻を食べたくなるため、それを防ぐ方便としたのだと思います。
夏はおいしい梅干しを多いに食べましょう。
また、ドイツでは、アップルジュースのことを、「医者いらず」と言います。
夏場暑い時にドイツのカフェやレストランに入ると、日本では、氷水が出ますが、冷たいアップルジュースが小さなコップに入ったのを出してくれ、その後に冷たい水を入れたコップを出してくれます。
すなわち、冷たい水をゴクゴク飲むと、胃が冷え、胃酸が薄まり、胃腸が弱ってしまいますが、少量の冷えたアップルジュースは胃腸の消化を助け、腹の調子を整えてくれるのです。
夏場には、冷えたアップルジュースを楽しもうではありませんか。

≪暑い夜の睡眠対策≫

寝苦しい夏の夜、早く眠りたいのに寝られない。こんな経験を多くの人がしていることと思います。
そこで工夫して、冷蔵庫に入れておいて、アイス枕を枕の上に載せて、渋谷などの若い人向きの店で売っている、足のクマさんに、冷凍食品に入ってくる、冷凍パックをクマさんの間に入れ、足底部につけて冷やして寝ましょう。
気持ちの良い睡眠が取れると思います。試してみましょう。

ワクチン接種について

≪ワクチンとは何でしょうか≫

人類の歴史を振り返ってみますと、数々の戦争や権力闘争が繰り返されてきましたが、病(やまい)との戦いも続いていたのです。
ペストやコレラの流行は世界中の人口を減少させた程でした。
近世でもスペイン風邪がそうでした。
現在では、抗生物質、結核治療薬、高血圧症・糖尿病・高脂血症治療薬などをはじめとして、抗がん剤も次々と新薬が開発されて実用化され、その作用を発揮しています。
しかしながら一番大切な治療法は、初めから病気に罹患しないことです。
この目的で開発されたのがワクチン療法です。
広く一般的に知られているワクチンはインフルエンザワクチンです。
マスコミで取り上げられ、日本でも流行が心配されている新型インフルエンザ(鳥インフルエンザ)に対しても有効とされているワクチンも用意されています。
新生児の頃より私たちもいろいろなワクチン接種を受けてきました。
俗に定期予防接種と称しているものです。
ここでは、広く知られているワクチン以外のワクチンについてもお知らせいたします。

≪一般的ワクチン療法≫

(1)DPT(三種混合ワクチン)
1期初回 生後3カ月~90カ月の間に3回
1期追加 初回接種終了後 12カ月~18カ月の間に1回
(2)DT(二種混合ワクチン)
2期 11歳以上13歳未満の者 1回
(3)経口ポリオワクチン
生後3カ月~生後18カ月に達する間に2回
(4)麻疹
1期 生後12カ月~24カ月に至る間に1回
2期 5歳以上~7歳未満で就学前1回
(5)風疹
1期 生後12カ月~24カ月までの間 1回
2期 5歳以上~7歳未満就学前日まで1回
(4)(5)に関して定期予防接種を1回しか受けていない世代に対して、中学1年生と高校3年生に相当する年齢に2回目の接種機会を5年間(2008年度~2012年度)に設ける。
原則として麻疹・風疹混合(MR)ワクチンとする。
(6)日本脳炎
1期初回 生後6カ月~90カ月までに2回
1期追加 1期終了後、約1年後 1回
2期  9歳以上~13歳未満 1回
(7)結核 BCGワクチン
生後6カ月未満(法定) 1回
生後6カ月以上~1歳未満(BCGの予防接種をしていない乳児(任意接種)) 1回

以上の内保健センター等で集団接種する予防接種
BCG(法定接種、任意接種)1回
ポリオワクチン(春と秋に実施)2回

また、日本脳炎ワクチンは現在接種していません。
5月末頃にジェービックVワクチンとの名前で発売されてから希望接種として再開の予定となっています。
温暖化とともに、ハマダラカにより媒介される日本脳炎の広がりも心配されています。

≪任意・予防接種ワクチン≫

(1)みずぼうそう(水痘)ワクチン
(2)おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)ワクチン
(3)A型肝炎ワクチン
(4)B型肝炎ワクチン
(5)インフルエンザワクチン
(6)Hibヒブ(インフルエンザ菌b型)ワクチン(アクトヒブ)
(7)肺炎球菌(ニューモバックス)ワクチン
(8)子宮頸がん(ヒトパピローマウイルスワクチン)
(9)破傷風トキソイド
(10)狂犬病ワクチン
(11)コレラワクチン
(8)に関しては、近々発売の予定になっており、ビールスが原因と発病している子宮頸がんの予防には有効とされています。
(6)のヒブ(Hib)ワクチンは、現在ワクチン量の生産が少ないため接種希望者(生後10カ月未満が優先的)の登録順に接種が可能になります。
(7)のニューモバックスも生産量が少ないため、予約しないと無理です。また有効期限が5年間ですので、その後は再接種が必要です。
任意接種とは異なりますが、成人~高年齢者に多い帯状疱疹(ヘルペスビールスにより発症し、前額部、頚部、前胸部、腹部、背部、上肢、下肢に帯状に多発性水疱を生じる)の予防に、追加して水痘ワクチンが有効だといわれています。
(10)(11)のワクチンは特別な病院にお願いすると接種可能です。(例:国立国際医療研究センター病院)