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標榜科について

標榜科とは、一般的に診療所の外側の看板や入り口の所に書かれている、「内科・小児科」とか「産婦人科・内科・整形外科・皮膚科」「耳鼻咽喉科」「眼科」を言います。

これは、日本の医療が国民皆保険制度のため、医師が診療所を開設するためには、保健所・社会保険事務所に届け出なければならないため、自分の専門外の診療科まで届け出をして、より広く患者様を集めるために表記しているのです。その先生が専門にしている診療科とは違います。

患者様は、標榜科を見て受診をするのですが、ここで一度考えてください。
内科といっても、非常に広い病気を診ることになります。
循環器(これには、心臓病や高血圧症も含みます。)、消化器(これには、胃腸病や肝臓病も含みます。)、呼吸器、神経系、血液、感染症、アレルギー疾患など広く全てを含む標榜科です。

外科も同様に範囲の広い標榜科です。
今まで述べたように、一人の医師が内科系の疾患を診るのも大変なのに、外科医師が内科疾患を診るのは問題があります。
ましてや、婦人科や整形外科、耳鼻咽喉科、皮膚科等の先生が内科を見るのは問題が大きくなります。

小児科の先生が、内科医師が小児科を診るのは少々問題だというごとく、小児科医師が内科疾患を診るのも少々問題です。
標榜科の表示が一つしか許可されなくなれば、患者様も迷わなくなるとは思います。
ただし、一般診療所の先生方は家庭医も兼ねている訳ですから、診療や治療は、標榜科とは別に自分の能力の範囲ですべきだと思います。

いくつもの標榜科を表記すれば患者様の中には、専門外の疾患で受診する場合も多くなり誤診の原因にもなるかと心配いたします。